中学高校
11月25日(土)に、社会科の教員による特別企画「パレスチナ問題に関する講演会」を開催しました。
この講演会には、対面・オンライン合わせて60名以上の生徒・保護者が参加しました。
連日のようにパレスチナという地域をめぐる争いが報じられていますが、そもそもこの争いがなぜ起こっているのか。
まず歴史的な背景を本校教員から説明しました。
次に「日本国際ボランティアセンター」の並木様より、パレスチナ支援の現場を紹介いただきました。
ニュースで頻繁に報じられているガザ地区は、2007年からイスラエルによって封鎖されているなど、多くの制限があります。
その中で、ガザ地区に住んでいる一人ひとりがどのような生活を送っているのか、その中でどのような支援をされているか、現場の視点からお話いただきました。
国や民族、宗教が違うことは本来対立の原因にはなりません。
今回の問題には、両者に対しての公正さや公平さが失われていることが根底にあり、イスラエルの人々もパレスチナの人々も犠牲者であるという意識が必要です。
その上で、教科書的な学びではなく、犠牲になっている人々を想像することを話のまとめとして共有しました。