進路・進学の特長
人生の大きな岐路ともなる中学校・高校時代は、年齢が上がるにつれて視野が広がり、考え方も深まってきます。いつも通りの日々を過ごすだけでなく、友人や先生の話を聞き、多くの本を読み、様々な活動を積み重ねることによって、世界が違って見えるようになってくるものです。教養を深め、自分らしい目標を持つことが大切なことです。
教員の重要な役割は、努力することの大切さを教え、生徒が考えた目標をより高いレベルで実現できるようサポートすることだと考えています。
大切なのは、自分自身を見つめ、自分の力で将来の道を見いだすことです。麴町学園では、「自分探し」に重点を置き、自らの人生の進むべき方向をつかむために、「みらい科」という独自のキャリアプログラムを導入しています。
生徒一人ひとりが自主的に将来の道を切り拓くことができるよう、進学情報はもちろん、社会と仕事の関わりなど、さまざまな情報・知識を提供しながら、自分自身の未来についてじっくり考えていきます。
進路指導方針
- 入試形態などではなく「自分の第一志望の大学に進学する」ための学習活動に重きを置いています。
- 本校の「Active English」の取り組みで、生徒の英検取得率が大きく向上しています。この生徒たちの得意分野を活かすため、英検利用の入試制度がある大学をメインターゲットに据えています。
- 中学3年生~高校3年生の4年間で「進路ロードマップ」を作成しています。「将来に向けて今は何をしなくてはいけないのか」を卒業した先輩からのコメントをつけて可視化することで、将来のイメージを明確にし、コツコツ準備をしていきます。
- 安易に大学を選び入学後に『思っていたのと違う』というようなことがないように、「進路ロードマップ」やキャリア教育である「みらい科」の授業で、早期からやりたいことを見つける・行きたい大学を見つける取り組みを実践しています。
進学準備プログラム
大学進学フェア(麴町学園限定)
受験に向けた意識を高め、大学を知るための機会として、学内において、中高全校の生徒・保護者を対象とした有名大学の進学フェアを開催しています。例年、80校以上の大学を招いて行われるこのフェアは、自らが希望する大学の担当者から直接情報を集め、それをもとに具体的な目標として大学をイメージするための絶好の機会となっています。
※2020年度以降は、オンラインでの開催となっています。
大学進学フェア参加大学(2019年度抜粋)
- 学習院大学
- 学習院女子大学
- 北里大学
- 共立女子大学
- 駒澤大学
- 昭和女子大学
- 女子栄養大学
- 成蹊大学
- 成城大学
- 専修大学
- 中央大学
- 東京女子大学
- 東洋大学
- 獨協大学
- 日本大学
- 日本女子大学
- 法政大学
- 武蔵大学
- 明治大学
- 明治学院大学
進路ガイダンス・面談
麴町学園では、自らの進路目標を定めるために、高1より、各学年において学年別に保護者対象・生徒対象の進路ガイダンスを行っています。例えば、卒業生による進路ガイダンスでは卒業生たちがどのように進路を決定し、実現してきたかを直に聞くことで、さまざまな可能性・将来の目標を見つけることの手助けとなります。
また、定期的に模擬試験を校内で実施し、早期から志望校合格に向けて教科ごとに徹底分析をします。さらに学年の教員が中心となり志望校検討会を行うなど、合格に向けての道のりを明確にします。
豊富な講習・講座
大学合格を意識した内容の受験講習、高校3年生対象の土曜講習などで、一般受験で難関大学に合格できる実践力を磨きます。
講習例
夏期・冬期・春期講習(全学年)
受験講習(高校全学年)
予備校受験講習(高2・3)
海外協定大学推薦制度(UPAA)
Active English・グローバル教育等の取り組みを進めてきた成果として、高い英語力を身につけ、将来国際舞台での活躍をめざし、海外大学に進学を希望する生徒が増えてきました。
そこで、2020年に海外協定大学推薦制度(UPAA)に加入し、海外大学進学を実現する体制を整えています。
2023年度は、この制度を利用して計25名合格しました。
海外協定大学推薦制度(UPAA)のHPはこちら