思考型授業
麴町学園の「思考型授業」とは、アクティブラーニング(=AL)型の授業形式と、授業の効果を高める本校独自のシステムをいいます。
「自ら課題を見つけ、主体的に仲間と協働しながら解決できる力を身につけること」を目標に行われているこの授業では、PBL(問題発見・解決)型授業など、知識を活用しながら課題解決に向けて思考する学びを増やし、持続・発展可能な学びを進めています。
子供たちは、身につけた知識や技能を使いこなす楽しさ、人と理解し合いながら課題に取り組むことの楽しさを体感し、より深く学ぶことに喜びを見いだしています。
中高時代のこの経験を通して、流動的な現代社会のさまざまな場面において、多くの人から求められ、その環境で思う存分自分の魅力を発揮できる力を身につけます。
ICTの活用
全教室に電子黒板機能付プロジェクターを配置し、iPadは1人1台所持するなど、充実したICT環境を整えています。
各教科では、自分の考えをまとめて他者に伝えるインタラクティブなアクティブラーニング型の授業を展開しています。これら課題をまとめるツールとしてiPadにインストールされた「Classi」「ロイロノート」を主に使用しています。
また、各教科ではiPadを使用しての課題配信をおこなっています。
- 中学生は「すらら」、高校生は「スタディサプリ」を使用し、それぞれの学力に合わせた課題配信をおこなっています。
- 英語では英検取得のため、本校オリジナルの英語のオンライン教材である「K-TOP(Kojimachi Take Off Program)」を使用して、それぞれの目標に合わせて課題に取り組んでいます。
ICT教育について
小論文対策
6年間で徐々に段階を上げながら、考えて書く力を伸ばし、思考力・表現力を身につけさせる取り組みです。
この積み重ねが、今後の大学入試における小論文・志望理由書への対応だけではなく、社会に出てからも活躍できる人材へと成長できる基礎力になると考えています。
また、Active Englishで培った「使える英語」を用い、日本国内のみならず自分の考えを世界に発信する人材を育成するためにも、日本語で表現する力を身につけさせます。
そして、小論文対策は月に一度全校一斉の取り組みです。全教員が一丸となって指導するスタイルをつくり、生徒へブレのない「麴町流記述法」で指導します。
ルーブリック評価
思考型授業では、ペーパーテストでは計ることの出来ない「見えない学力」をのばす教育をおこなっているため、定期試験の点数で評価することが出来ません。そこで、身につけてほしい力(課題対応力、創造探求力など)を、細かく25項目に分け、子供たちに提示しています。そして、それぞれの到達目標を示して評価する制度(ルーブリック評価制度)を導入しています。